【保有銘柄】エルメス【RMS】の銘柄分析

この記事では、高級品市場において、単独のブランドとしては世界最大の規模を誇るフランスのグローバル企業、エルメスの銘柄分析を行いました。

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エルメス【 ティッカー:RMS

完全版】エルメスの歴史と代表モデルを年表で現役バイヤーが5分で解説 – エルメス買取専門店|ブランドバイヤー

フランス、パリを本拠地とする高級品ブランド企業であるエルメスは、洗練されたスタイルの象徴として、180年以上に渡って世界中の人々の羨望の的であり続けて来ました。

https://finance.hermes.com/

エルメスの代名詞であるバーキンなどの革製品はもちろんのこと、

https://www.hermes.com/jp/ja/content/297706-birkin/

プレタポルテ(高級既製服)、

https://www.hermes.com/jp/ja/content/315206-women-fall-winter-2023-runway-show/

シルク製品、

https://www.hermes.com/jp/ja/category/women/fashion-jewelry/view-all/#|

香水

https://www.hermes.com/jp/ja/content/308712-holiday-season-perfume/

時計

https://www.hermes.com/jp/ja/content/292318-watches-women/

このように、ファッション分野を幅広くカバーしています。

同社のブランドは世界中で展開されており、世界中で大きな影響力を持ちます。

https://finance.hermes.com/

日本でも、東京を中心に41店舗を展開しています。

エルメス 表参道店

エルメスの地域別の収益は以下のようになっています。

https://finance.hermes.com/

ご覧のように、世界の多くの地域をカバーしています。

人口増加と経済成長が確実視されるアジアの比率が高く、同地域でエルメスの顧客が増えていくと考えられるため、今後も同社の成長が期待できます。

グローバルな優良企業の多くは米国の収益比率が高いことが多く、リスクが集中しがちであるため、エルメス株をポートフォリオに組み込むことでリスク分散が図れる点でも同社は魅力的です。

エルメスの投資指標と株価推移

EPSは安定的に、かつ急速に伸びています。

https://tradingeconomics.com/rms:fp:eps

2010年以降、同社のROEは常に20%を上回っており、非常に高い水準を維持しています。

https://www.macrotrends.net/stocks/charts/FHI/federated-hermes/roe

このような強力な収益力を反映して、エルメスの株価は信じられないほど安定して上昇を続けています。

https://jp.tradingview.com/

エルメスがこのような異常な収益を長年に渡って維持できている背景には、同社が築き上げた強力な競争優位性があります。

180年以上をかけて積み上げてきたブランドイメージや品質を持つエルメスの製品は、その価値を時代とともに成長させ、ステータスシンボルとして広く認識されています。

長年をかけて築き上げたブランドイメージは、消費者に提供する付加価値となると同時に、他社の参入を許さない強力な参入障壁として機能します。

新規に参入する競合他社がこれらと同等のブランドを構築することは事実上不可能と言えるでしょう。

エルメスの株を買うべきか

現在、特にアジア地域の経済成長は目覚ましく、この地域の所得水準は急速に上昇しています。

一般的に、高級ブランドの主要顧客層は、このような新興の高所得者層によって構成されています。

歴史を振り返ると、日本においても高度経済成長期を経験した後、多くの人々がブランド品を買い漁っていました。

この傾向はアジア市場にも当てはまると考えられ、この市場を押さえるエルメスは今後も市場の拡大を背景として成長を続けるでしょう。

個人的には、エルメスは今後も持続的な株価上昇を遂げると考えており、同社の株を保有しています。

※追伸

この銘柄は国内の証券取引所では取り扱いがありません。

購入するためにはサクソバンク証券などの海外の証券口座を取得する必要があります。

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