ディズニー【DIS】の銘柄分析

この記事では、全世界で人々を魅了し続けるエンターテイメント大手、ディズニーを紹介します。

ディズニー【 ティッカー:DIS】

カリフォルニア州に本社を構えるウォルト・ディズニー・カンパニーは、映画制作からテーマパーク、ストリーミングサービスまで幅広く展開するグローバルエンターテイメント企業です。さらに、ピクサー、マーベル、ルーカスフィルムなどの有名エンターテイメント企業を傘下に持つことでも知られています。

ディズニーが権利を保有するキャラクターにはミッキーマウスやドナルドダックなど、世界中で親しまれるキャラクターが数多く存在し、その人気は衰えることがありません。

映画やテレビ番組はもちろん、ディズニーランドやディズニーシーなどのテーマパークでは、これらのキャラクターがアトラクションの主役となり、観光客を引きつけます。

傘下の企業群もディズニーの強みの一部です。ピクサーはアニメーション映画のリーダーであり、"トイ・ストーリー"や"モンスターズ・インク"などの大ヒット作を生み出しています。マーベルはスーパーヒーロー映画の分野で圧倒的な地位を持ち、"アベンジャーズ"シリーズなどは世界的な人気を博しています。ルーカスフィルムは"スター・ウォーズ"シリーズで知られ、その世界観は数多くのファンを魅了しています。

このように、独自のキャラクターを幅広い事業で活用する戦略と、強力なエンターテイメント企業群を傘下に持つことにより、ディズニーは長年にわたり高い収益性と競争力を維持してきました。

ディズニーの各投資指標

ROE

EPS

近年はコロナによる外出規制によりディズニーランドの入場者数が激減するなどいくつかの要因により利益が圧迫された他、Disney+というディズニーが所有する作品をオンライン上で視聴できるサブスクサービスの拡大のため巨額の先行投資を行っており、EPS、ROE共に激減しています。

ただし、ディズニーは唯一無二の世界的な作品を多数所有しているため、Disney+が軌道に乗ればもちろん、上手く行かず撤退した場合でも既存のディズニーランドの運営や映画の上映は盤石であるため、ROEは最低でも15%程度までは戻ると考えられます。そうなれば、株価の大幅な上昇が見込まれます。

ディズニーは世界で稼ぐ先進国企業

今後、ますますアジアとアフリカの人口とGDPのシェアは増えていき、先進国のシェアは減っていきます。

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自国内や先進国だけでなく、このような新興国でも収益を上げることが、企業にとっても保有する株式の値上がりを望む投資家にとっても今後ますます重要になっていきます。

ディズニーはアメリカ合衆国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、インド、中国、フィリピン、タイ、南アフリカなど、世界中で事業を展開し、この世界的な流れに対応しています。

ディズニーは高付加価値企業

ディズニーは保有するレーベルやキャラクターを通して、魅力的なコンテンツを提供しています。ディズニーは私たちの生活に深く根ざし、高い付加価値を提供し続けています。

ディズニーは強固な参入障壁を持つ

ディズニーの独自のブランドと多くの有名なキャラクターの知的財産は、ミッキーマウスを始めとして世界中で広く認識されています。

また、ディズニーは映画制作、テレビ放送、テーマパーク運営といった幅広いエンターテイメント事業を展開しており、このような領域では豊富な経験と専門知識が要求されます。

このようなブランドや歴史、規模が物を言う事業領域に新規参入してディズニーのシェアを奪うことは極めて難しいと言えます。そのため、新規参入者がディズニーに対抗することは現実的ではないでしょう。

ディズニーは長期潮流に乗っている

ディズニーは、世界的に広範囲にわたるエンターテイメントとメディア事業を展開しているため、グローバルな経済成長の恩恵を受け、収益の拡大が見込まれます。

さらに、ディズニーは最近ディズニー+というストリーミングサービスを開始し、その利用者は急速に増加しています。新興国におけるインターネット普及とスマートデバイスの普及は、ディズニー+のさらなる成長を後押しするでしょう。

まとめ

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、幅広いエンターテイメントとメディア事業を展開する強固な企業で、映画制作からテーマパーク、ストリーミングサービスまでを手掛けています。その強みは、独自のキャラクター群と、ピクサー、マーベル、ルーカスフィルムなどの傘下企業によるコンテンツ提供です。これらの要素により、ディズニーは競争力を保ち、株価も安定的に上昇しています。

ディズニーは世界中で事業を展開し、新興国における人口とGDPの増加に伴う市場拡大の恩恵を受けることが期待されています。また、その強固なブランドと参入障壁により、新規参入者が同等のサービスを提供することは困難です。

最近では、ストリーミングサービス「ディズニー+」の急速な成長も見られ、新興国におけるデジタル化の進展がさらなる拡大を後押ししています。これらの要素により、ディズニーの成長は今後も継続することが予想されます。

※注意点

私は現在この銘柄を保有しておりません。

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