ドル建てMMFで結構な損をしました。
MMFはFXとほぼ同じと思って頂いて結構です。
私はリスク許容度が極めて大きく、投入した資金も全体のうち一部だけだったので、損をするだけなら100%溶かしても別によかったです。
ですが、今回は自分のダメだったところが多すぎたので、勝手に反省文を書きます。
為替介入を押し目買いの好機と見て23万円ほどドル転しました。
— くわわ (@ku_wa_wa) 2022年10月22日
米国の金利上昇という大きな流れはしばらくは続き、投機家による非合理な円安はまだ継続すると考えているので、私も乗ることにしました。
最低でも150円までは上がるでしょう。
いつになったら市場は冷静になるんでしょうね。 pic.twitter.com/PHdGRL3x4s
そもそも損した金額ですが、149.20円でドルを買って現在139.32円なので、7%弱の含み損です(ある程度また円安に進むのではと予想しています)。
投入金額は20万円で、13250円くらいの損です。
金額だけ見ると大した事なさそうですが、たとえば3000万円投資していたら200万円の損です。
繰り返しになりますが、しっかりやるべきことをやった上でこれなら別によかったんです。
でも、今回の私の行動はひどすぎました。
ダメポイント①
まず、人為的な為替介入で円高方向に為替が動いたのなら、CPIが低下しない限りまた円安になるだろう、という弱い根拠をもとにしてドル転してしまいました。
しかも、CPIが低下する可能性を全く検討しませんでした。そして実際にCPIが急落して、ドル円も急落しました。
ダメポイント②
次に、説明の読み込み不足で、いちばん大事なところを読み飛ばしていました。
外貨MMFは即時決済だと勘違いして夕方に146円台前半で注文を出したら、約定が翌日15:00付近となり149.20円という最悪のタイミングでの取引となってしまった。
— くわわ (@ku_wa_wa) 2022年10月28日
投資初期で失敗できて本当に良かった。運用資金が大きくなってから失敗してたら洒落にならなかっただろうな。
説明文はしっかり読み込んだつもりだったけど、今後はよりしっかり読んで、注文後は約定されたかきちんと確認しようと思った。
— くわわ (@ku_wa_wa) 2022年10月28日
今後は全文を2回以上読むことにします。
ダメポイント③
これは約定した後ではどうしようもなかったので、仕方ないと言えば仕方ないのですが、損切り設定ができませんでした。
中期的には更に円安が進むと考えていますが、142円台までドル安になれば損切りします。 https://t.co/vWbotlMCOQ
— くわわ (@ku_wa_wa) 2022年10月27日
そして気づいたときには損切りラインの142円を飛び越えて、一気に138円台まで下落しました。
約定する前に調べておくべきでした。
ダメポイントまとめ
主には、事前にしっかりと分析・考察せずに、また実現したいことが実際に実現できるのかをしっかり調べずに、根拠薄弱なまま、しかも勝率の低い短期間(数日スパン)の投機に手を出してしまった、ということです。
ふわっとした投機は絶対にやってはいけないパターンだと頭で分かってはいたんですが、やってしまいました。
改善案
そもそも私は数日単位とかの予測は得意ではないし、全然向いてません。
少なくとも半年以上の期間をマクロな視点で予測するほうが向いています。
実際、上の記事での予測は現在進行系で的中しています。
株式インデックスが最安値から20%以上上げ、多くの人が「株価は底を打った!一括投資だ!」と浮かれていた時に暴落すると言って的中させており、ベアETFで17%の利益を上げています。
TECSを売却しました。
— くわわ (@ku_wa_wa) 2022年9月12日
約20日で13%(円建てで17%)の利益なので、そんなに悪くはないです。
ここからしばらくは短期的な上昇が続くという判断での売却です。
ただし、ファンダメンズを見る限りではどう考えても下落していく相場なので、反転すればすぐにまた売りに賭けます。 pic.twitter.com/rLj12W8KRG
結論として、基本はインデックスにレバレッジを掛け、下落に強い株式も持った上で、しっかり分析・考察していけると判断したものだけを、アクティブ枠の範囲内で取引することを徹底します。できれば半年以上の取引だけを選びます。
以上です。